高脂血症の分類
高脂血症は、大きく2つに分類されます。
原発性高脂血症
原発性高脂血症は、病気でもなく、また特に何か薬を服用しているわけでもないのに、コレステロールや中性脂肪が高く、原因が判明しないものです。多くは、遺伝的な体質に原因があると考えられます。
続発性高脂血症
続発性高脂血症は、食事によるもの、甲状腺機能障害など内分泌性によるもの糖尿病、肥満症など代謝異常によるもの、慢性腎不全など腎疾患によるもの、ステロイドホルモン、経口避妊薬、アルコールなどの薬物によるものなどを原因とするものです。
高脂血症は、年々、日本人の間に増加しています。高脂血症の原因としてまずあげられるのが、食生活の欧米化です。昭和30年から平成7年の40年間で、エネルギー摂取量に占める脂質エネルギーの割合が大幅に伸びています。なお、厚生省の第6次「日本人の栄養所要量」によれば、脂質エネルギー比率の望ましい比率は 20~25%とされています。
肥満には、内蔵型肥満と皮下脂肪型肥満というわけ方があります。動脈硬化との関連性が高いのが、内蔵型肥満です。
高脂血症かどうかは、12時間以上食事をとらずに採血し、血中の総コレステロール、悪玉コレステロールのLDL、中性脂肪、善玉コレステロールのHDLを測定し、それぞれの血清脂質の値によって診断を行います。
高脂血症の予防には、日頃からの生活習慣の積み重ねが大事です。長年の生活習慣はすぐには変えられないかもしれませんが、実行することによる効果はてきめんに現れます。しかも、これらの生活習慣は、糖尿病や高血圧の予防にも結びつきます。
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